Tony Tuff(トニー・タフ)Text by Dub Store Sound Inc.
伝説のボーカル・グループ、アフリカン・ブラザーズからキャリアをスタートさせたルーツ・シンガー。
Tony Tuff
本名 |
Winston Morris |
出生 |
1955年 |
出身地 |
ジャマイカ キングストン |
関連アーティスト |
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同郷のシュガー・マイノット(Sugar Minott)、デリック・ハワード(Derrick Howard)と共にアフリカン・ブラザーズ(African Brothers)を結成したトニー・タフ(Tony Tuff)は、同グループのリード・シンガーとして、'Mysterious Nature'、'Torturing'、'Lead Us Father'、'Righteous Kingdom'といった素晴らしい名曲を70年代に制作した。
78年にシュガー・マイノットが名門スタジオ・ワン(Studio One)へ招かれると同時にアフリカン・ブラザーズは解散し、一旦は音楽の道を離れたトニー・タフだったが、80年代前半に再び復帰し、ソロとしてキャリアを再開させた。
旧友シュガー・マイノットやヤビーU(Yabby U)のプロデュースで制作した「Presenting Tony Tuff」や「Tony Tuff」といったアルバムが高い評価を受けた彼は、初期ダンスホール期を代表するプロデューサー、ヘンリー'ジュンジョ'ロウズ(Henry 'Junjo' Laws)のヴォルケーノ(Volcano)でも'Water Pumpee'や'Mix Me Down'といったヒット曲をリリースし、ジュンジョのサウンドシステムでも人気を博した。
2007/11/18 掲載 (2013/11/21 更新)