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トップ特集・オリジナルコンテンツアーティスト名鑑Demarco
アーティスト特集
Demarco(デマーコ)Text by Dub Store Sound Inc.
シンガー、トラックメイカー、エンジニアとマルチな才能を発揮するアーティスト。ジャンルに囚われない楽曲制作能力を持ち、ダンスホール、ルーツ・レゲエ、ヒップ・ホップ、R & Bを上手くブレンドしたサウンドを展開している。
Demarco
本名 Colin Edwards
出生 1982年9月28日
出身地 ジャマイカ セント・キャサリン ポートモア
プロダクション・ワークからエンジニア、更に自らアーティストとしてパフォーマンスを行う多彩な才能の持ち主がデマーコ(Demarco)である。様々な分野で輝きを放つ彼の才能は現在のダンスホールを牽引する原動力となっている。彼は音楽に対するあくなき情熱を持ち、成功までの階段を一歩一歩歩んできた努力家でもある。

セント・アンドリューのArden High School時代に学校を拠点としたサウンドシステム、フューチャー・ディスコ(Future Disco"のオリジナル・メンバーとして活動を開始したデマーコは若干15歳でCactus Night Clubでプレイするようになる。

1998年にニューヨークに移住後も更に音楽漬けの生活を送り、ボルティモアにいる親友から楽曲制作のノウハウを学んだ。ここで学び取った楽曲制作の手法やミックス、キーボード、リズム・シークエンス、ドラム・マシーンを使い、ヒップ・ホップ、R & B、ダンスホールを制作するようになる。しかし機材を揃える為の十分な資金が無かった彼は様々な機材を購入する為に仕事をこなした。少しずつだが自宅スタジオを作り上げる為に、睡眠や食事を減らし、成功を手にする為に犠牲を払うこともいとわなかった。

こうした努力が少しずつ評価され始めると、業界のマネージャー、サウンドからのアプローチが届き音楽から多少の稼ぎを得られるようになる。そして友人の紹介で知り合ったスター・カット(Star Kutt)プロダクションとリンクする様になった。彼の楽曲を聴いたスター・カットのクルーが即座に彼を迎え入れ契約を果たすとその才能は一気に開花することとなる。ヒップ・ホップ・アーティストからのオファーも届く様になり、ほんの一例であるが彼が手掛けたスタイルスP(Styles P)はアメリカのTV番組BET's 106 & Parkでも放送された。

エレファント・マン(Elephant Man)のアルバム、「Good 2 Go」には2曲を提供、ヒップ・ホップ・フィールドではミッシー・エリオット(Missy Elliot)と契約していたソウル・ディガズ(The Soul Diggaz)にも多くの楽曲を提供した。またミッシー・エリオットのアルバム3作のスタジオ・ワークに携わった。

ヴォーカル能力も多彩でヒップ・ホップ・サイドではL.O.XのスタイルスPやGユニット(G Unit)のオリヴィア(Olivia)、フォクシー・ブラウン(Foxy Brown)のアルバム収録曲である'Whistle'、ミッシー・エリオットのアルバム、キャット・デルーナ(Kat Deluna)の'Whine Whine Whine'等でコーラスを担当。またバウンティ・キラー(Bounty Killer)の'Warlord Reloaded'や'Hey Sexy Baby'ではヴォーカル・メロディーを、'Chap'ではコーラスでそれぞれ歌声を聴かせている。

こうしてファン層を広げていったデマーコは自身の存在を決定付けるシズラ(Sizzla)との'Kings And Queen'を制作。この楽曲によってダンスホールでの人気も一気に加速し、2007年'Fallen Soldier'で大ブレイクを果たす。この曲は自宅のキッチンに作られたスタジオで録音され、リリースされるやいなや瞬く間にメガ・ヒットを記録した。その後もアーティストとしてジョン・ジョン(John John)からの'Duppy Know Who Fi Frighten'、バーチル(Birchill)からの'Beautiful Lady'、ジューク・ボックス(Juke Boxx)からの'Sort Dem Out'、ダヴィル(Da'Ville)とのコンビで'Blessings A Multiply'といったヒットを量産した。2007年にはショーン・キングストン(Sean Kingston)、ジム・ジョーンズ(Jim Jones)、フォクシー・ブラウン等が在籍するアメリカのコッチ・レコーズ(Koch Records)とアルバム契約(3枚)も果たしている。

またトラック・メイカーとしても数々のヒット・リズムを製作、ヴァイブス・カーテル(Vybz Kartel)の'Beyonce Whine'が話題となったジャム2(Jam 2)からの"Sidewalk University2やこちらもヴァイブス・カーテルの'Hot Fuck'が話題となったSSMGの"Virus"リズム、ダミアン・マーリー(Damian Marley)の'One Loaf Of Bread (Something For You)'やバウンティ・キラーの'It's Okay'、マバド(Mavado)の'Me And My Dogs'に使用された"Gang War"リズム、自身の'Duppy Know Who Fi Frighten'、マイケル・ローズ(Michael Rose)の'Shoot Out'に使用されたジョン・ジョン(John John)からの"Shoot Out"、ゴールディ・ロックス(Goldie Lox)からは"Z March"、更にダミアン・マーリーの'The Mission'、マバドの'On The Rock'に使用された"The Mission"、ジャム2の"Splash Out"、ベイビーG(Baby G)の"Super Charge"、ジューク・ボックスの"Warning"といった物が彼の作品である。

更にビジー・シグナル(Busy Signal)の'Pon Di Edge'、'Unknown Number'、'Curphew'、トーラス・ライリー(Tarrus Riley)・アンド・ビューグル(Bugle)の'Nothing Change'といったシングルも彼が手掛けている。

彼は自身の可能性に妥協することなくチャレンジを続け、自身のレパートリーを増やしてきた。アーティスト、トラック・メイカー、プロデューサー、それぞれの分野においてトップ・レベルを維持するデマーコの元からは間断無くヒットが量産されている。
2009/04/21 掲載 (2013/11/28 更新)
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