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トップ特集・オリジナルコンテンツレーベル名鑑Steely & Clevie
レーベル特集
Steely & Clevie(スティーリー・アンド・クリーヴィー)Text by Dub Store Sound Inc.
ジャマイカを代表する天才トラック・メーカー、スティーリー・アンド・クリーヴィーが運営するプロダクション
Steely & Clevie
設立 1988年
設立地 ジャマイカ キングストン 
設立者
Steely & Clevie
プロデューサー
エンジニア
Steely & Clevie
関連アーティスト
関連レーベル
1985年のディジタル革命以降のダンスホール・シーンを牽引した2人の天才ミュージシャン、スティーリー・アンド・クリーヴィ(Steely & Clevie)によって設立されたプロダクション。彼等は文字通り80年代、90年代のディジタル・ダンスホール・シーンにナンバー・ワンのヒット・メイカーとして君臨した。リズム・トラックのコンピュータ化が始まると大所帯のバンドでなくとも十分にシーンに影響力のあるリズムを生み出す事が出来るようになり、その先駆けとなったのがワイクリフ・スティーリー・ジョンソン(Wycliffe 'Steely' Johnson'とクリーブランド・クリーヴィー・ブラウン(Cleveland 'Clevie' Browne)の2人であった。2人はセッション・ミュージシャンとして長いキャリアを持ち、それぞれジェネレーション・ギャップ(Generation Gap)、ブラウン・バンチ(Brown Bunch)といったバンドで活躍してきた。

幼少期から名門スタジオ・ワン(Studio One)のセッションを覗き見たり、音楽への情熱に溢れた彼等の名前が本格的にシーンに知られる様になったのはジャミーズ(Jammys)のリズム・セクションとしてである。'Duck'、'Jump Up'、'Love Punanny Bad'、'Punanny'といったヒット・リズムは彼等によって生み出され、ジャミーズ(Jammys)の黄金期を中心となって支えた。一方ジャミーズ(Jammys)にとって脅威となるライバル達のリズムもスティーリー・アンド・クリーヴィー(Steely & Clevie)によって制作されている。

1988年ジャミーズ(Jammys)を離れ、自身のプロダクションを設立すると、更に革新的なリズムが続々と生み出されていった。過去の作品を新たに焼き直す手腕にも優れ、スタジオ・ワン(Studio One)などで制作された往年の名リズムを独自の感性で復活させ、フレディー・マクレガー(Freddie McGregor)やフランキー・ポール(Frankie Paul)といったベテラン・シンガー達のヒット曲を多数手掛けていった。中でもリトル・ロイ(Little Roy)の'Prophecy'をフレディー・マクレガー(Freddie Mcgregor)がカバーした作品は素晴らしく、このタクシー(Taxi)リズムはフォクシー・ブラウン(Foxy Brown)、サンチェス(Sanchez)、ジョニー・オズボーン(Johnny Osbourne)、タイガー(Tiger)と一連で大ヒットを記録した。スタジオ・ワン(Studio One)の作品のリメイクのみで構成されたアルバム'Play Studio One Vintage'でも過去の作品に対しての敬意を表している。

彼等が手掛けた最先端のリズムは極限まで削ぎ落とされたソリッドなサウンドが特徴で、ニンジャマン(Ninjaman)、タイガー(Tiger)、カッティ・ランクス(Cutty Ranks)、といった切れ味鋭いパフォーマンスを得意とするディージェイ達と抜群の相性を見せた。ニンジャマン(Ninjaman)の'Murder Dem'や'Hortican Don'、カッティ・ランクス(Cutty Ranks)の'Retreat'、タイガー(Tiger)の'When'、グレゴリー・ペック(Gregory Peck)の'Pocoman Jam'といったチューンはその典型であると言えよう。

1990年代後半には'Street Sweeper'のモンスター・ヒットを生み出し、ブロ・バントン(Burro Banton)の'Bum Wah Dis'を筆頭にシーンの話題をさらった。2001年には'Nine Night'がヒット、そして2002年にはジョー・ギブス(|labelJoe Gibbs|||)の名曲を再演した'Old To The New'シリーズを発表し、自分達の変わらないスタンスをシーンに示した。更に2005年にはアサシン(Assassin)の'As A Man'に使用された'Sleepy Dog'リズムが大ヒットとなった。その後も'Twice My Age'のリメイクや自身の出世作の一つ'Punanny'等、定期的に作品がリリースされており、次なる動向が注目される。
2008/12/05 掲載 (2009/09/24 更新)
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