Lukie D(ルーキーD)Text by Dub Store Sound Inc.
サンチェスやウェイン・ワンダーに次ぐレゲエ界を代表する美声シンガー。
Lukie D
本名 |
Michael Kennedy |
出生 |
1972年 |
出身地 |
ジャマイカ キングストン コックバーン・ペン |
関連アーティスト |
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多くのアーティストと同様に地元のサウンドシステムからキャリアをスタートさせた彼は、フランキー・ポール(Frankie Paul)、テナー・ソウ(Tenor Saw)やスーパー・キャット(Super Cat)といったアーティストに影響を受けながら、シンガーとして少しずつ知名度を上げていった。
その後、シズラ(Sizzla)やルチアーノ(Luciano)も在籍していたファイアー・ハウス・クルー(Fire House Crew)で活動を始めた彼の人気は本格化し、同所からの初アルバム「Center Of Attraction」を筆頭に、'Don't Deny Me'、'Bag It Up'、'I Won't Let You Go'、'Lonely Nights'、'Let Me Love You Now'、'Heavy Load'といったヒット曲で、ジャマイカのみならずアメリカでも彼の歌声は人気となった。
レゲエ以外にもゴスペルなど他の音楽も取り入れるようになった彼のスタイルは型にはまらない自由なものとなり、クイーン(Queen)の'We Will Rock You'のカバーなど様々な作品を制作していった。
ダンスホール・シーンではスリラーU(Thriller U)らと共にL.U.S.Tを結成し、多くの女性たちを虜にした。
ソロとしてもデジタルB(Digital B)やドン・コーレオン(Don Corleon)といったトップ・レーベルから積極的にリリースを続ける彼は、05年、06年と続けてアルバムを発表し、現在でも正統派シンガーとして国内外で人気を博している。
2007/10/04 掲載 (2013/11/21 更新)