Capleton(ケイプルトン)Text by Dub Store Sound Inc.
炎のラスタ・ディージェイ。攻撃的ながらも、コンシャスなスタイルでオリジナル・ファイアマンとしてレゲエ界に君臨している。
Capleton
本名 |
Clifton George Bailey III |
出生 |
1974年4月13日 |
出身地 |
ジャマイカ セント・マリー教区 |
レゲエ・ダンスホール・カルチャー・ディージェイ。ラスタファリの"ボボ・シャンティ"という教派に属する。"キング・シャンゴ(King Shango)"、"キング・デイビッド(King David)"、"ザ・ファイアマン(The Fireman)"、"ザ・プロフェット(The Prophet)"の別名を持つ。
彼は少年期から、思慮深い考えを持った子供であった。1980年代後期、ダンスホール・シーンでは銃や"スラックネス(下ネタ)"を語るのが主流だった当時、ケイプルトン(Capleton)もその一人だった。しかし、パン・ヘッド(Pan Head)の死後、彼はラスタとして攻撃的ながらも、コンシャスな要素を取り入れたダンスホールを展開しスタイルを確立、1990年代に入りダンスホールがルーツ的ダンスホールに移行すると共に、数々のヒットを生み出しながらも常にラスタとしてコンシャス意識を重視した曲を制作し続けている。
彼は、現在を代表するダンスホール・ルーツ・ディージェイである。
2018/12/19 掲載