Jim Brown（ジム・ブラウン）Text by Dub Store Sound Inc,
スタジオ・ワンに'Calypso Calypso'数々の印象的な楽曲を残したディージェイ
Jim Brown
| 本名 | Paul Sinclair |
| 出身地 | ジャマイカ キングストン |
| 関連アーティスト |
ジム・ブラウンが音楽キャリアをスタートさせたのは1976年、スミス・ザ・ウェポン・ハイファイ(Smiths the Weapon Hi Fi)、ピープルズ・チョイス(Peoples Choice) 、エル・リンゴ・ディスコ(El Ringo Disco)などのサウンドシステムが催すダンスホールに出入りしていたころにさかのぼる。
1981年にスタジオ・ワンで'Calypso Calypso'、デボン・ラッセル(Devon Russell)とのコンビネーション'Ragga Muffin'、1983年には'Clippin'や'See Him Deh'、'On Mi Mind'などを発表。ラッパー・ロバート(Rappa Robert)とのコンビネーション楽曲'Pirate'や'Minister Fi Ganja'もスタジオ・ワンでの代表曲に挙げられる。
1986年にはジム・ナスティックの名義でアルバム「Chaunting」をスタジオ・ワンからリリースしたり、ジャー・トーマス(Jah Thomas)のレーベル、ミッドナイト・ロック(Midnight Rock)やシュガー・マイノット(Sugar Minott)のユーツ・プロモーション(Youth Promotion)でも録音を残した。
2005年にはアルバム「Real Nastic」を自身のレーベル、ジム・ナスティック・プロダクションズ(Jim Nastic Productions)から発表。現在もダウン・ビート(Down Beat)やアフリカン・ラブ・ディスコ(African Love Disco)、クリスタル・イメージ(Crystal Image)など多くのサウンドシステムとの活動を続けている。
2011年にはカールトン・リヴィングストン(Carlton Livingston)、アルフィアス(Alpheus)、ローン・レンジャー(Lone Ranger)らとフィンランドでパフォーマンスを行い、7月にはフランスのグランス・レゲエ・フェスティバルでスタジオ・ワンを代表してウィリー・ウィリアムス(Willie Williams)、カールトン・リヴィングストン、ローン・レンジャー、アルフィアス、ディリンジャー(Dillinger)、バーニング・スピア(Burning Spear)とステージを共にしている。
2012/05/15 掲載 （2014/01/30 更新）
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