Cocoa Tea(ココ・ティー)Text by Dub Store Sound Inc.
80年代から現在に至るまで甘い歌声を武器に活躍し続ける、ジャマイカを代表するラスタ・シンガーの1人。
Cocoa Tea
本名 |
Calvin Scott |
出生 |
1959年9月3日 |
出身地 |
ジャマイカ キングストン |
関連アーティスト |
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キャリアの始まりは十代前半で、数曲の作品を本名で残すものの特にヒット曲を生み出すことはなかった。しばらく音楽業界を離れ漁師や騎手として生計を立てていた彼は、80年代に再び音楽業界へ戻ると、ヘンリー'ジュンジョ'ロウズ(Henry 'Junjo' Laws)のヴォルケーノ(Volcano)からの大ヒット曲'Lost My Sonia'や'Rocking Dolly'で一躍トップ・アーティストの仲間入りを果たした。
ジュンジョがアメリカへ渡ってからもその勢いは留まることを知らず、ジャミーズ(Jammys)やガッシー・クラーク(Augustus Gussie Clarke)のミュージック・ワークス(Music Works)といったレーベルから'Come Again'、'Tune In'といったソロでの曲を始め、ホームT(Home T)、シャバ・ランクス(Shabba Ranks)との共演曲'Who She Love'、'Pirates Anthem'、'Gang War'等がヒットしコンピューター化の波にも上手く対応した。
その後もエクスターミネーター(Xterminator)、デジタルB(Digital B)といったレーベルを中心にラヴァーズからカルチュアルな曲まで歌いこなしヒットを飛ばした。現在では自身のレーベル、ロアリング・ライオン(Roaring Lion)での活動を中心にジャマイカを代表するシンガーとして活躍している。
2007/05/22 掲載 (2013/11/21 更新)