Freedom Sounds(フリーダム・サウンズ)Text by Dub Store Sound Inc.
数多くのルーツ・レゲエ・アーティストを輩出したグリニッジ・ファームを拠点に活動したレーベル
Freedom Sounds
設立 |
1975年 |
設立地 |
ジャマイカ キングストン グリニッジ・ファーム |
主要スタジオ |
Channel One Randys |
設立者 |
Bertram Brown |
プロデューサー |
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エンジニア |
King Tubby |
関連アーティスト |
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関連レーベル |
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キングストンはグリニッジ・ファーム出身のプロデューサー、バートラム・ブラウン(Bertram Brown)がフリーダム・サウンズ(Freedom Sounds)で手掛けたアーティストは、彼と同じグリニッジ・ファーム出身であるプリンス・アラー(Prince Alla)を筆頭に、アール・ゼロ(Earl Zero)、ロッド・テイラー(Rod Taylor)、フィリップ・フレイザー(Phillip Fraser)といった面々で、演奏はソウル・シンジケート(Soul Syndicate)、ミックスはキング・タビー(King Tubby)という布陣で行われていた。
重厚なリズムに乗せた上記のアーティストたちが歌うラスタ賛歌や人々の貧困を嘆いたシリアスな歌詞が同レーベルの特徴の1つで、アール・ゼロの'Shackles & Chains'、ロッド・テイラーの'Ethiopian Kings'、'In the Right Way'、フィリップ・フレイザーの'Come Ethiopians'、プリンス・アラーの'Stone'、'Bucket Bottom'、'Lots Wife'、'Only Love Can Conquer'などが代表曲に挙げられる。また、キング・タビーによる鋭いダブ作品の数々もフリーダム・サウンズが現在でもルーツ・ファンの間で高い評価を受ける所以と言える。
2007/11/04 掲載 (2014/04/21 更新)