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トップ特集・オリジナルコンテンツレーベル名鑑TJ Records
レーベル特集
TJ Records(TJ・レコーズ)Text by Dub Store Sound Inc.
現在のシーンで一際注目を集めるレーベル。'Show Time'をリメイクした'Unfinished Business'が爆発的なヒットを記録し、VPからリリースされた'Beauty & The Beast'も好調。
TJ Records
設立 2006年
設立地 ジャマイカ キングストン 
設立者
Linton White
プロデューサー
関連アーティスト
関連レーベル
リントン・'TJ'・ホワイト(Linton 'TJ' White)によって設立されたレーベル。デイヴ・ケリー(Dave Kelly)が制作した'Show Time'のリメイクである'Show Off'や'Unfinished Business'が大ヒットを記録し、VPからリリースされた'Beauty & The Beast'も大きな話題を呼んでいる。

ダンスホールで重要なコネクションを掴むべく、ダンスのプロモーターとして活動を開始したリントン・ホワイト(Linton White)。毎週行われる事でも知られる、Bembe ThursdayやOrientation、Secret Of The Booze、11:59、更に様々なイベントのプランナーとして活動を行い、そのキャリアをスタートさせた。

そうしたプロモーション活動を通してアーティストとのつながりや、業界のノウハウを手にした彼は、音楽に対する大きな愛と情熱を持って楽曲制作を開始する。彼は現在のシーンをリードするリズム、楽曲を制作しているが次から次へと発表する事はせず、一定の期間を保ったリリースを続けている。その楽曲がしっかりと浸透するのを待ち、十分な時間と居場所を与える事で、その楽曲を長生きさせられるという考えに基きそのスタンスを崩す事は無い。現在までその戦略が彼に大きな成功をもたらしていると言えるだろう。

彼はマッド・ハウス(Mad House)やエクストラ・ラージ(Xtra Large)といったプロダクションを手掛けるデイヴ・ケリー(Dave Kelly)からの影響、彼に対する尊敬を隠そうとはしない。デイヴィッド(David)、グレイグ(Greig)、セラーニ(Serani)のダセカ(Daseca)・クルーとも親しく、彼等と共にリズムの制作を行っている。

2006年にセラーニ(Serani)と共に制作した'Bill Back'がTJ・レコーズ(TJ Records)の船出となり、マヴァド(Mavado)の'Rise The Bomber'やアイドニア(Aidonia)の'Bookam Bookam'といったチューンがスマッシュ・ヒットを記録。彼等のキャリアを強烈にプッシュする結果となった。

続いて発表された'Show Time'のリメイク、'Show Off'も再び注目を集め、バウンティ・キラー(Bounty Killer)の'Bulletproof Skin'とビーニ・マン(Beenie Man)の'Bullet Proof Vest'によるリリカル・ウォーでも話題を呼んだ。

2007年にはハードなジョグリン・トラック、'Skandal Bag'の一連やビーニ・マン(Beenie Man)の'Wine Gal'といったリリースを、続く2008年にはダセカ(Daseca)が制作したこちらも'Show Time'のリメイク、'Unfinished Business'が大ヒット。レーベルは自他共に認める大ブレイクを果たした。モンスター・エンパイア(Monster Empire)の'Bad Man Fi Who'とバウンティ・キラー(Bounty Killer)の'Kill Dem All'による対決や、マヴァド(Mavado)の'I'm So Special'、セラーニ(Serani)の'No Games'等がヒットを記録した。中でもマヴァド(Mavado)、セラーニ(Serani)による楽曲はニューヨークのHot97で繰り返しプレイされ、ビルボードのR & B、Hip Hopエアプレイ・チャート入りを果たすという快挙を成し遂げている。

そして2009年には'Beauty & The Beast'リズムを発表。光(Light)と闇(Dark)をコンセプトに作られたこのリズムは、2つのヴァージョンが存在する。一定のビートとテンポに仕上がっているリズムだが、The Beauty'と題し、ウェイン・ワンダー(Wayne Wonder)の'Stay Close'、ラディン(Laden)の'Anytime'、エレファント・マン(Elephant Man)の'WIne Foe Me'といった楽曲に使われたヴァージョンは、クラップがより強調され、扱うリリックもクリーンである。

一方、マヴァド(Mavado)の'Gangster Don't Play'やヴァイブズ・カーテル(Vybz Kartel)の'Kill Dem'、アイドニア(Aidonia)の'Badman A Step'、デマルコ(Demarco)の'No Fear'といった楽曲がリリースされた'The Beast'ヴァージョンはリリックの表現も際どく、シリアスでミリタントなサウンドに仕上がっている。

こうした形でリズムを発表する業界初となる試みや、ソカ・アーティストであるミッシェル・モンタノ(Michel Montano)やバーバディアン・ハル・リントン(Barbadian Hal Linton)、シャーメイン・ジェレミー(Shermaine Jeremy)等のシングルを手掛ける等、幅広い活動を続けているTJ・レコーズ(TJ Records)は今後の更なる活躍が期待される。
2009/04/03 掲載 (2009/04/03 更新)
Copyright (C) 2024 Dub Store Sound Inc.
無断転載は固くお断りしております
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