Pressure & Slide(プレッシャー・アンド・スライド)Text by Dub Store Sound Inc.
ボーカル・ハーモニー・グループ「テナーズ(Tennors)」による大ヒット曲!いつの時代もリメイクされ続けるファンデーション!
Pressure & Slide
初出作品 |
Tennors - Pressure & Slide(1967年) |
クライブ・テナーズ(Clive Tennors)として知られたアルバート・ジョージ・マーフィ(Albert George Murphy)、モーリス'プロフェッサー'ジョンソン(Maurice 'Professor' Johnson)、ノーマン・デイヴィス(Norman Davis)から結成されたボーカル・トリオ「テナーズ(Tennors)」がスタジオ・ワン(Studio One)のクレメント・コクソン・ドッド(CS Dodd)の元に残したデビュー録音にして唯一の楽曲であるこの「Pressure & Slide」は1967年の大ヒット作品となった。
その人気に目をつけたプリンス・バスター(Prince Buster)は「Shaking Up Orange Street」としてこの曲をすぐにヴァーション化したほどであり、その後も幾度となくバージョン化されいった。
シュガー・マイノット(Sugar Minott)の「Oh Mr DC」はこのリズムを使用した代表曲である。また、80年代初期のブラック・アンド・ホワイト(Black & White)が、デジタル・ダンスホール時代に突入した80年代後期以降もテクニクス(Techniques)、ジャミーズ(Jammys)、ペントハウス(Penthouse)などといった人気レーベルがリメイクしている。2000年代にもダウン・サウンド(Down Sound)がこのリメイクトラックを使用しヒット曲を生み出した事も記憶に新しい。
2010/11/24 掲載 (2011/07/08 更新)