H2O（H2O）Text by Dub Store Sound Inc.
マイケル・ブリセットによって設立されたレーベル。"French Vanilla"や"Man Fi Dead"といったヒット・リズムのリリースで知られる。
H2O
| 設立 | 2004年 |
| 設立地 | ジャマイカ キングストン |
| 設立者 | Michel Brissett |
| プロデューサー | |
| 関連アーティスト |
マイケル・ブリセットはディスク・ジョッキーとして培った流行を見抜く感性と人脈によって新たなムーヴメントを巻き起こしてきた。シーンを賑わすヒット・メイカーがリズムを制作し、トップ・アーティストを起用してレコーディングを行っている。
最初のリリースとなった2004年の"French Vanilla"はナイヤビンギ・パーカッションをフィーチャーしたハードなサウンドで大ヒットを記録。エレファント・マン(Elephant Man)の'Krazy Hype'、TOKの'Somebody'、ヴァイブス・カーテル(Vybz Kartel)の'Goodas'、'Murderer'といったシングルがダンスホールを賑わせた。同年に"Slow Bounce"、翌年には"Hello Motto"と順調にリリースを重ね、徐々にその存在感を大きくしていった。
2006年にはブジュ・バントン(Buju Banton)のペントハウス(Penthouse)からのヒットで知られる'Man Fi Dead'のリメイクをリリース。最新のダンスホール・ファンのみならず、80's、90's等のダンスホール・クラシックス・ファンにも大きな支持を得て大ヒットを記録した。ビジー・シグナル(Busy Signal)が高速のフローを決めた'Too Much Gun'を筆頭に、ブジュ・バントン、エレファント・マン、バウンティ・キラー(Bounty Killer)と一連でヒットとなった。
更にスティーヴン・マクレガー(Stephen McGregor)制作による"12 Gauge"やドノヴァン・ベネット(Donovan 'Vendetta' Bennett)による"Blue Tooth"といったリズムもヒットを記録し、シーンを賑わせている。
常に流行の最先端を行くサウンドでシーンを引っ張るH2O。今後もどんなサウンドが飛び出すのかが注目される。
2009/11/05 掲載 （2014/04/16 更新）
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