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トップ特集・オリジナルコンテンツレーベル名鑑Blue Beat
レーベル特集
Blue Beat(ブルー・ビート)Text by Harry Hawks
ロンドンを拠点にしたレーベルであり、60年代のイギリスでは全てのジャマイカン・ミュージックは"ブルー・ビート"として呼ばれたほどこのレーベルが与えた影響は大きい。
Blue Beat
設立地 イギリス ロンドン 
設立者
Emil E. Shalit
関連アーティスト
ブルー・ビート(Blue Beat)はジャマイカのレコーディングをイギリスでリリースするための単なるライセンス会社というだけでなかった。ロンドンを拠点活動していたレーベル、スカ・ビート(Ska Beat)とR&Bのリタ(Rita)、ベニー・キング(Benny King)とクリス・ブラックウェル(Chris Blackwell)のアイランド(Island)もその点では重要な役割も果たしてきた。しかし青に銀色の普遍的なブルー・ビートのレーベルは永久的な印象を与え、"BLUE BEAT CENTRE"と装飾された看板がブリクストンのデスモンズ・ヒップ・シティ(Desmond's Hip City)レコード・ショップの外に飾られていほどだ。

1947年に設立されロンドンを拠点としたメロディスク(Melodisc)はジャズとブルースのリリースに特化し、後に"ワールド・ミュージック"と称されるような多ジャンルをリリースした小さな独立レーベルだった。折衷主義のリリース表はジャマイカ産のメントも含む西インド諸島産のカリプソ(ジャマイカ産のメントも含む)とアフリカのハイ・ライフが主だったがオーナーであるエミル・E・シャリット(Emil E. Shalit)は実のところ音楽についてほんの少しの興味しかなく、「レコードを売るのは芋を売ると同じことだ」というようにビジネスとしての見方しかしていなかったと言われていた。しかしイギリスに移住したジャマイカ人たちがロンドンとバーミンガムのレコード・ショップで買い求めていたブルースをリリースし始めたのは彼の決断であり、その結果、より重要で決して忘れられることのない、レーベルへの仲間入りを果たすことになったのだった。

ブルー・ビート最初のリリースはババ/ダダ・テワリ(Baba/Dada Tewari)のレーベル、ダウンビード(Down Beat)からライセンスを取ったローレル・エイトキン(Laurel Aitken)の'Boogie Rock'、バイロン・リー(Byron Lee)を象徴する曲ともいえるバイロン・リーがプロデュースしドラゴンズ・ブレス(Dragon's Breath)からリリースされた'Dumplins'そして1960年にWIRLからエドワード・シアガ(Edward Seaga)プロデュースによるヒッグス&ウィルソン(Higgs & Wilson)の'Manny Oh'だった。続いてのリリースでフィーチャーしたのはディーズ(Dee's)、スミス(Smith's)、ワスプ(Wasp)、デリック・ハリオット(Derrick Harriott)のクリスタル(Crystal)からサウンドシステムの運営からプロデューサーに転身した、スタジオ・ワン(Studio One)をオープンさせる前のクレメント'コクソン'ドッド(CS Dodd)とデューク・リード(Duke Reid)、そしてエミル・E・シャリットと関係があった若きプリンス・バスター(Prince Buster)は最も印象的で長期的にメロディスクと多くのライセンス契約しブルー・ビートという言葉を象徴する人物となった。このレーベルの1962年から大半のリリースはバスターのレーベル、プリンス・バスター、ヴォイス・オブ・ザ・ピープル(Voice Of The People)、イスラム(Islam)、オリーブ・ブロッサム(Olive Blossom)、ソウルヴィル・センター(Soulville Center)、ワイルド・ベルズ(Wild Bells)のものになっていった。

ロンドンのモッズたちはブルー・ビートのサウンドを自分たちのサウンドとして取り入れ、"King Of Blue Beat"と称されたプリンス・バスターはイギリスのツアーで熱烈な歓迎を受け、1967年に「Prince Buster On Tour」というライブ音源を収録したアルバムを録音した。伝えられるところによるとバスターはしばしばスクーターに乗った護衛にエスコートされてコンサートへ向かっていたという。'Ten Commandments'、'Judge Dread'、'Al Capone'、'Tribute To The Toughest'、'Ghost Dance'、'Madness(リリースの15年後、イギリスで最も独創的で成功した"スカ・リヴァイバル"バンドがこの楽曲から名前を借りた)'などを含む、数え切れないブルー・ビートのリリースはイギリスの都心部と郊外の若者たちにジャマイカのサウンドを届ける手助けをした。レーベル・マネージャーのシグムンド'シギー'ジャクソン(Sigmund 'Siggy' Jackson)もまたロンドンではとても有名だが、しばしばジャマイカの自由奔放なリリースの中で抜けてしまったブルー・ビートの収録曲選びをプロデュースした。

ブルー・ビートはレーベルが消滅するまで400枚以上のシングルと12枚のアルバムをリリースした。しばしばジャマイカの歴史と音楽の発展においてフットノート程度の評価だったがブルー・ビートの重要性はついに認知されてきた。スティーブ・バロウ(Steve Barrow)とロブ・ベル(Rob Bell)によりコンパイルされ、アイランド・レコーズから1980年にドイツのみで発売された「The Blue Beat Years: The Birth Of A Music」はジャマイカン・ミュージックのリバイバル市場に非常に早く進出した。近年リリースされた完全版シリーズ、「The Story Of Blue Beat」のパート1とパート2は忠実なまでに年代順、品番順、レーベルのリリースを網羅し、これがジャマイカ音楽をジャマイカ国外に広めた重要な力としてのポジションを確立してくれることを願っている。
2012/07/30 掲載 (2012/11/08 更新)
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